正念塾 柚木道場

塾長メキシコ訪問記

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塾長メキシコ訪問記
                        正念塾柚木道場
                        塾長 柚木哲治
 2月15日より2週間、メキシコ合衆国へ剣道指導に行って来ました。日本からのメンバーは8名、団長は桜美林大学・正念塾師範の伊藤隆吉先生、副団長は小生、福岡県・松﨑文雄先生、松﨑文絵さん、埼玉県・川上 満先生、千葉県・吉田多可彦先生、東京都・佐宗政光先生、伊藤千恵子さんが参加されました。

 15日 午後1時成田空港に大きな荷物を持って皆さん集合されました。機内に預ける荷物は1人2個、ひとつの重量は23㌔まで。重量オーバーで荷物の入れ替えをしたりしましたが無事にチェックインも終わり、昼食を兼ね出陣式を行いました。日本を16:45に出発して、メキシコには同日の13:42に到着しました。時差が15時間あるためにこのようになってしまうんですね。メキシコシティの空港にはメキシコ剣道連盟会長のマヤ氏、プエブラ正念塾の森田先生始め関係者の出迎えを受けました。荷物を車に詰め込みプエブラを目指します。車に揺られること2時間半、これから2週間お世話になる森田忠弘先生のお宅に着きました。奥様の佐智子さんの手料理で早速乾杯です。ビール、テキーラ、メスカルと段々お酒の度数が上がり楽しく歓迎の夜が更けて行きました。

 2月16日 剣道セミナーが行われました。場所は正念塾の本拠地であるBUAP(プエブラ自治大学)です。このセミナーにはメキシコだけではなく、グアテマラからも剣道を学ぼうと参加してくれました。午前は三つのグループに分けまずは日本剣道形を行いました。その後、面を着け切り返し、基本打ち、打ち込み稽古を行いました。午後は2会場に分かれ若い人は試合練習、高段者の人は審判法の講習を行いました。審判法については細かいところがまだ理解できていないようで、多くのことを講師の先生から指導されていました。最後は合同稽古で一日目を終わりました。

 2月17日 第1回正念塾メキシコ剣道選手権大会がプエブラ自治大学にて盛大に開催されました。大会に先立ち、メキシコ、日本両国国歌斉唱、在メキシコ日本大使館の三浦書記官からご挨拶を頂きました。その後、日本剣道形を川上 満、吉田多可彦両先生が演武し、
次に小生とケレタロのカスターニョ氏とで居合を、最後にメキシコのヌリアとモリーナが杖道の演武を披露してくれました。試合は一般男子の部、女子の部(段位別)団体戦は男子、女子の部が行われました。男子団体はUNAM(メキシコ国立自治大)が優勝、準優勝はBUAP(プエブラ自治大学)でした。

 2月18日 昇級・昇段審査が行われました。審査前には「木刀による剣道基本技稽古法」と「日本剣道形」の指導を行いました。級審査は地元メキシコ剣道連盟の方が審査を行い、段審査は日本の先生方が行いました。合格をされた方たちはどの段においても素晴らしいものでした。今回残念な結果に終わってしまった方もいますが、諦めることなく次回の審査を目指し努力して欲しいと思います。審査後には全員で稽古を行い一日を終わりました。

 2月19日 この日は稽古着・袴ではなくスーツでプエブラ市庁舎を表敬訪問しました。私達は原住民地位向上局長より「剣道を通して日墨スポーツの礎を築いた」として表彰状を頂きました。メキシコの剣道に伊藤先生、小生は30年以上関わっています。それがこのようなかたちで評価して頂いた事は本当に有難いことです。「感謝」

 2月20日 平日は皆さん学校や仕事があるため剣道はお休みです。私達はこの間を利用してカリブ海のカンクンを旅行しました。日本は真冬でとても寒いですが、カンクンは常夏で1年の平均気温は28℃です。今回はあまり天候がよくなかったのが残念ですが、皆さんそれなりにリゾート気分を満喫していたようです。

 2月21日 伊藤先生、松﨑先生、小生の3人はカンクンにある道場に出掛けました。ホテルにはミゲールとジョージが迎えに来てくれました。道場はミゲールのオフィスの隣で立派な道場でした。この日は平日の昼間ということもあり、他のメンバーは稽古に参加することが出来ませんでした。この道場で指導する立場にあるこの二人に2時間ほど稽古法を指導しました。
その後ラーメン屋に全員集合。ラーメンとおにぎりを頂きました。(カンクンに行った時は必ずお邪魔しています)

 2月22日 カンクン最終日はホテルのプールにて日光浴する人、森田先生の運転で遺跡やセノーテを見学する人に分かれました。この日は生憎の天気で日光浴組は殆ど部屋にいました。遺跡見学組は雨に降られることもなく見学出来たそうです。午後ホテルで合流して空港へ向かいました。小生は7・8回カンクンを訪れていますがまったく飽きません。何度でも行きたい場所それがメキシコのカンクンです。

 2月23日小生は寝て曜日。(二日酔いのため休養)他のメンバーはBUAPの為田先生とゴルフする人、ヌリア、オマールとセントロへ買い物に行く人と別れて行動しました。

 2月24日 剣道の指導が再開されました。今日と明日の二日間は強化練習です。
午前は剣道形と基本技の指導を行いました。午後は出ばな技や応じ技から掛かり稽古を行い。最後に地稽古で終わりました。

 2月25日 この日はメキシコ代表チームとの試合練習を中心に行いました。また、メキシコの先生方には審判の練習をして貰いました。最後は全員で稽古を行いメキシコでの剣道指導を終わりました。

 2月26日 メキシコシティを目指し、お世話になった森田邸を出発。途中、テオティワカン遺跡を見学、太陽のピラミッドに登りました。32年前に登った時は息苦しさを感じませんでしたが、還暦を迎える体には少々辛いものがありました。ピラミッドの頂上ではいつものように両手を広げ太陽の光を目一杯浴びました。またここからの景色を見たいものです。我々はテオティワカンをあとにしてメキシコシティの中心街を目指しました。飛行機の時間までにはまだ大分あります。お土産のお店が沢山集まっているところに行き、可愛い孫のために洋服を買いました。


 この2週間我々にいつも寄り添い面倒を見てくれたヌリア、オマールの二人には心から感謝したいと思います。「ムーチャス グラッシャス」
直向きに剣道に取り組むメキシコの剣士が好きです。陽気で明るく礼節を持って接するメキシコの剣士が好きです。今回のメキシコ訪問にあたりメキシコの関係者はもとより国内の先生方にも大変お世話になりました。皆さんに感謝申し上げ訪問記を終わりにしたいと思います。

1件のコメント

  1. いいね。
    何度見ても。

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